2021年度インカレミドル前夜

注目選手へのフォーカスとか。

 

三重に向かうにあたり

 

現在21:16。明日の名古屋は雪で新幹線が遅れるかもということもあり。夜行バスで行くことにした。夜行バスは23:30とかでちょっと時間があるのでこの記事を書いている。

 

今日もまたインカレリレー2018の動画を見てしまった。何度見てもうるっときてしまう。リレーの前にオフィシャルを依頼されていたが、あの日のリレーを見て、より現役にコミットしようと思ったのを覚えている。

 

そこから3年の月日が経ってしまった。2年間リレーは開催されず、結局自分の思いがインカレリレーの舞台で花咲くことはなかった。しかし、そんな無念さ、置き忘れた気持ち、煩悩のようなものも明日の走りを見たらようやく昇華されると信じてやまない。

 

母校、慶應は最後まで出場を勝ち取ろうとしたが、残念な結果となったようである。特にあの日、優勝に手が届きそうで届かなかったというところを目の当たりにして、当時走ったチームの思いを継ぐ世代が走れないというのは残念でならない。

 

他にも東北大、東工大などが出場できないようでミドルは繰り上げ選手が大量発生しているようだ。

 

注目選手

 

今さら取り上げるまでもない選手もいるが、簡潔に。

<男子・最有力候補>

平岡・二俣(京都3)

ロングワンツーの2人。実力は言うまでもない。特に体力に定評があるがミドルはどうか。

 

朝間・伊藤元(東大4)

東大のWエース。ロングも入賞。ラストスタート伊藤選手はミドルのイメージが強い。

 

本庄(東大3)

夏は若干調子を落としていたように見えたが復調。セレも速かった。

 

森清(早稲田2)

言わずと知れたJWOCミドルAファイナリスト。その実力はいかに。

 

<男子・個人的注目選手>

 

金子(東京2)

経験者でjwocer。CC7の1走では途中までトップを走っていた。インカレロングの成績も上々。山川さんも推してた。

 

永山(筑波3)

秋インカレでも多くの運営者が入賞候補に挙げていた。本番で実力通りの走りをできるか。

 

阿部(横浜市立4)

ミドルセレ2位通過などミドルに強い印象がある。こちらも本番で調子を出せるか。

 

清水(北海道4)

ミドルセレでは全体2番目のタイム。北大のエース。

 

<女子・最有力候補>

阿部(実践4)

ロングチャンプ。そのタイムは圧倒的であった。2冠なるか。

 

長瀬・上島(お茶の水3)

ロング入賞。3年ながら上位によくいる選手の印象。先輩を越えられるか。

 

永山(神戸4)

安定した実力を持つ。親戚である永山(男)とW入賞もあるか。

 

<女子・個人的注目選手>

松本(神戸3)

スプリントチャンプ。ロングでは1か所大きなミスがあり、入賞戦線から離脱となった。足の速さは言うまでもなく、ミスを抑えて入賞なるか。

 

中神(静岡4)

スプリントで入賞している。静大からミドルで入賞すると何年ぶりだろうか。

 

栗山(横浜市立3)

スプリントでは過去最高の7位。ゴリラレッグにも強い選手。

 

大石(新潟2)

実力伸び盛りの選手である。全日本W20E優勝。

 

樋口(筑波1)

インカレスプリント入賞で我々を驚かせた一人。小牧の指導もあり、すごい速度で上達している選手。樋口vs木口の1年生対決も見たかった。

 

リレー展望

 

<男子>

3人完璧に揃っている東大が最有力候補。次いでWエースのいる京大だろう。京大の3人目の選手は1走の可能性が高いがここでどれだけ走れるかが大きなポイントである。東大の3人目は本庄の他に金子という案もあるだろう。

 

早稲田も森清・入江がおり、上位にきそうだ。3人目は宮岡だろうか。北大も選手層が厚い。筑波も祖父江・永山は経験豊富だ。横浜市立は3人そろってエリートというチームでの出走となるだろう、CC7の1走で4位帰還の美濃部選手もいる。GPSがついていない大学では名大・新大が有力か。

 

<女子>

混成を除けば永山・松本を擁し、3人目も実力のある神戸大が優勝候補筆頭だろう。3人揃って実力のあるチームが少なく、崩れないチームが上位に立つことが予想される。椙山・新潟などがそうか。入賞ボーダーはなかなか読めず、エリートを2人を抱える筑波、横浜市立や名古屋、大阪などが絡むか。岩手大は正直言って、未知数である。横浜国立も1年生2人のチームながら、ハマれば面白い展開になるだろう。実践女子も6位までの差が10分程度であれば、(2018の茨大・勝山選手のように)阿部悠が前を全員抜いてくるということも十分ありうる。

 

最後に

困難な状況で3年ぶりに開催されるということで、実行委員会の人には頭が上がらない。私もスプリント実行委員長として秋インカレを開催したが、時期が良かったため、後半はそこまで対コロナに苦労しなかった。春インカレは地元と良好な関係を築き、役員が時間を費やして準備していることが伺える。

 

参加できる大学生は全力で楽しんで走ってほしい。応援してる。現地でまた感動するレースがみたいな。3年ぶりに春の祭典が幕を開ける。