ノックアウトスプリント練習会
2/23は笠間でスプリントがあり、参加することにした。
ちょうど梅の時期ということもあり、午後は水戸の偕楽園に行く計画であったが、大会3日前くらいにstravaで面白そうな企画を目にした。
伊豆で2日間合宿を行い、23日は笠間のスプリントに参加後、つくばでノックアウトスプリントをやるというものだった。メンツを見る限り、どうやらWOCを目指す層だということが容易に分かった。自分も23日は笠間で走ったあとはフリーであり、もしかしたら参加できるかも…。
nmtくんに聞いてみると、これは前提としてやはりWOC代表を目指す層の練習だということだが、別に参加しても構わないということだった。正直、この層のレベルとは実力がかけ離れているが、最近スプリントのモチベーションが高く、どれくらい通用するか試してみたいと思った。大変おそれ多かったが、参加させてもらうことにした。
当日の笠間は9位。ミスは多めだったが、致命的なものはなく、実力を考えればこんなものだろうという気持ちもあった。後半ngym選手に置いて行かれなかったのは走力が上がっていることを実感した。午後を考えるとexは走ったら脚が持たないと思って走るのをやめてしまった。
つくばに行くと想定したよりも多く濃いメンツがいた。笠間の7位までのうち6人いた。自分以外の男子は日本ランキングでほぼ全員20位に入るのではないだろうか。(自分は昨年70位台)
練習方法が面白かったので記載する。
まず、予選を個人で走る。
予選の結果で10人中7人が残り、3人は予選落ちする。
その後3本マススタートする。パターンあり。落ちた人は集団のスタートから10秒後にスタート。レースごとに脱落者が増え、1本目の準々決勝が終わると5人残り、2本目の準決勝が終わると4人残る。10秒後スタートでもその差を埋めて上位に残れば下剋上が可能だった。
レースは予選のみ2.5kmで他は1-1.5kmの短いもの。短いので全力で走れるようになっている。
予選:
典型的なキャンパススプリント。ルートチョイスを生む立ち入り禁止が多め。2.5kmのコースでtopは9'57。自分以外は11分前半では走っていた。私はミスも多いが12分台。
kmkは当初12分台は割と速いと言っていたが、終わってみたら11分前半がボーダーという熾烈な戦いになった。筑波大生に多少は地の利があるとはいえ、tcbnさんが予選落ちした、容赦ないレベルだ。
mass1本目:
運動場の周りと簡単な構造の建物回りを使う比較的簡単なコース。
私はtcbnさんと終盤まで競り合う展開。ルートは分かれたが、コースは同じだった。
3:55/kmで走って、ほぼ完璧&完全に全力疾走だったが、上位陣は3:35/kmくらいだった。差を思い知った。
mass2本目:
北側の建物が難しいエリアを使用。上位陣のスピードはさらに上がったようだ。私は筋肉痛になり、中盤で置いて行かれた。タフさが違った。
mass3本目:
使うエリアは2本目と同じだが、複雑な建物のエリアに立ち入り禁止が増えてかなり複雑な構造に。ゴール直前まで筑波勢2人と早稲田勢2人の4人が競り合ったが、kmk以外の3人は立ち入り禁止でdisqだった模様。私はその難しいエリアで現ロスした。
スプリントをマススタートする機会はなかなかなく、新鮮だった。地図を読みながら極限までスピードを上げる経験ができた。混ぜていただいた筑波勢に感謝。次にやる機会までにもっと競れるようにする。