全日本スプリント2022反省

 

ボーダー直下(11位)で予選落ちしてしまった。

13分台かつ二俣に追いつかれなければ通るかもと思っていたが甘かった。

 

スタートリストを見た段階でかなり厳しいとは思っていた。シード以外で隠れた実力を持つ人が多く、ボーダータイムは最も厳しいヒートになると思っていた。レーン13番手くらいだと思った。実際には新田見がペナったので実質12番目で予想はあながち間違っていない。さらに言うと平岩選手に勝てるとは思っていなかったが、逆に森選手に負けを喫するとは思っていなかった。

 

しかし順位はともかくタイムで見ると結構差は大きく、10位と16秒差。

 

予選レース自体はまずまずといった感触だったが、ミス率は9.2%あった。

当日はあまり思い浮かばなかったが、振り返ると大きく4つのレッグに原因があると思っている。

まず、△→1→2。読図に集中するあまり、スタートフラッグを見逃し、不安になりながら進んで出てきたコントロールが1番だった。2をしっかり読めてなく、変なナビをして12秒のミス。

次に11番。村上さんを追い抜こうとしたところで読図が甘くなったのか岩を見逃し、9秒のミス。

続いて20番。ポスト位置の勘違い。柵ではなく池の角にあると思っていた。10秒。

最後に22番。前を走っていた違うパターンの選手についていきそうになり、しかも気づくのが遅く、7秒のミス。

 

全体の流れとして考えると、それなりに早いとはいえ、同時出走の村上さんや池さんと同じくらいで走っていてはいけなかった。

それに加えて、前半部の比較的細かい回しのタイムがかなり悪い。先読みしている余裕がなかったか。

ポスト位置も隠されているものはかなり減速してしまった気がする。何個目の藪とか道から見えそうかとか考える必要がありそう。

 

身体の面では調整がうまくいかず、前々週の左膝の大量出血、前週の左足首のぐねり、悪化していた右脚、延々とだるい感じの両太もも、さらには内臓も良くない状態で散々ではあった。当日2本とも走りきれたのは奇跡的だった。

 

決勝は地図を見ないようにして挑んだ。A決勝組とはスタートフラッグと1ポが見えているくらいの差で実質的にはほぼ同じ条件だろう。18位相当。1つルートのミスがあったと思うが、つぼった箇所はなく、かなり良いレースをした気がした。(ミス率3%)

それでも入賞タイムまではちょうど30秒。走力差も多少あるが、脱出など1レッグごとの細かい動きの差がまだあるのだろうと思わされた。他にもSIをもう少し離しても反応するはずとか。

 

全体的には走れる区間でもう少し追い込むことも必要かもしれない。もっと言うと△→1→2はいつも遅いので読図とのバランスを考えたい。

 

事前アンケートでライバル選手の欄には橘さんと用松の名前を書かせてもらった。まだ遠いけど絶望的な差だとも思わない。競りたい。

 

そして、自分が作図したりとかでコース組んだスプリントを走ってくれた人は(客観的にも)結構早いことがよく分かった。4年生3人に美濃部に桑原。なんだかんだ現役に刺激もらっているなあと思わされる。

 

次は何を目指そうか。スプリントは目標となるようなブランドのある大会が少ない。現役生はスプセレ、そしてインカレスプリントがあるのがうらやましい。とりあえずたくさんパークOに出たい。